こんにちは。
「今どきの若者は・・・」
ついこんな言葉を言いたくなる管理職の人は
いませんか?
上司から見た「部下の不満」って
たとえばこんな感じじゃないでしょうか。
「指示待ちでゼロから説明しないと
何も動いてくれない」
「空気を読んで、
せめて常務が帰るまではいてほしいのに
定時で帰ってしまう」
「マナーがなっていない」
「行間が読めない」
こんな時、ついキツイ言葉を
かけたくなってしまうものです。
今管理職になっている30代、40代以上の人は、
自分たちも、「理不尽な上司、先輩」に
鍛え上げられた経験があるため、
「ガツンと言わないとダメだ!」と
思ってしまうのです。
でも一方で「パワハラだと訴えられたら困る」
という不安も頭をよぎるはずです。
ではどうしたらいいか?
そんな時は、自分が
「ツッコミどころのあるバカ上司」にふんして、
「こうしてほしい」と伝えることです。
たとえば、顔を白塗りにして、眉をマロにして、
ちょんまげをつけた「バカ上司」が
「今日は常務が来ているから定時で帰らないでね♡アイーン」
と言ったら、
たぶん部下は、「その先の展開を見たい」という気持ちから、
会社に残ってくれるはずです。
さすがにここまでできる人は
なかなかいないと思いますが、
ようするに、「バカになる」ことによって、
部下は上司の懐の深さを感じ、
「よし、この上司の頼みを聞こう」
という気になるというわけです。
今はネット上に
魅力的なご意見番がたくさんいる時代です。
ひろゆきとか、ホリエモンとか、
なんとか社長みたいな人たちです。
話や要求を聞いてもらい、
会社にとって有益な人財に育ってもらうには、
「魅力的な上司」になる必要がありそうです。