アドバイスとクソバイスの違い

こんにちは。

 

「上司からのクソバイスがうざい」

 

社会人あるあるの悩みですよね。

逆に、部下を育てたいのに、

何かアドバイスすると

「クソバイス扱い」されてしまうんじゃないか、

という心配をする管理職の方も

いると思います。

 

今日は、私が思う「アドバイス」と

「クソバイス」の違いについて

語りたいと思います。

 

本当に相手のためを思っている

「アドバイス」ですが、

それは「「それをしないという選択肢もある」ということも

しっかり伝えている助言」

ではないかと思います。

 

例えば、上司が部下に

「もっと英語を勉強した方が良い」と

アドバイスするとします。

 

その時、こういう言い方なら、

「アドバイス」です。

 

「君は英語をもっと勉強した方がいい。

 

でも、君にとって英語の優先度が低いなら、

勉強しなくても構わない。

 

君は英語を勉強しない代わりに、

その時間をもっと得意なスキルを延ばすこと、

たとえば、金融の知識を増やすこととかに

使うことができる。

 

でもあえて英語も勉強することで、

仕事の幅が広がる可能性が高いから、

だから英語はできれば勉強したらいいと思う」

 

こう言えば、相手を尊重しているのが伝わり、

「参考にしよう」と思ってもらえる率が上がります。

 

逆に同じ「もっと英語を勉強した方が良い」という

助言であっても、

こういう言い方をすると「クソバイス」になります。

 

「君はもっと英語を勉強した方がいい。

 

これからの世の中、

英語のスキルがなければやっていけない。

 

当たり前だろ、わかるよな?」

 

こんな風に、相手の逃げ道を塞ぎ、

相手の選択肢を尊重しない言い方は

「クソバイス」に分類されます。

 

「クソバイス」を聞いた部下は、

きっとこんな風に思うことです。

 

(いや、別に英語ができなくても

活躍してる人いっぱいいるし・・・)

 

(このオッサン、自分が英語できるからって

できる自分が上の立場でいられるような状況つくるために

「ポジショントーク」してやがるな・・・)

 

(翻訳なんてAIにやらせる時代がくるのに、

なぜ必須とか言うんだ? やばくないか?)

 

こんなふうに、「クソバイス」は

相手の心に疑念と違和感を残すだけで、

多くの若者がネット社会で

様々な人の意見に触れている今、

「ありがたく聞いてもらえる」

なんて現象はありえないのです。

 

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